仲道郁代さんのピアノを聴きに国立新美術館に行ってきました
国立新美術館が開館10周年ウィークということで仲道郁代さんのロビーコンサートがありました。こんな有名なピアニストのピアノをしかもタダで聴けるなんてそうあることではないので、美術館がある、六本木なんていう普段は決して近づこうとしない高級なところまで行ってきました。たぶん行ったのは20年ぶりぐらいです。
職場がある新宿から美術館のある六本木までは、行き方を検索してみると大江戸線で乗り換えなしで行けるようで、簡単でした・・・・。
と言いたいところですが、大江戸線の新宿駅のホームで行き先を何度も確認したつもりが、乗った電車は反対方面の都庁の方に走って行くではありませんか。でも乗ってしまったものはしかたないので、終点の都庁前でそのまま折り返そうと思っていたら、なんと回送に。
でも、乗っていた電車がもし折り返していたとしてもたぶん六本木には行かなかったようです。
電車を降りてキョロキョロしていると看板が目に飛び込んできて、どうやら六本木行きは階段を上って違うホームまで行かなければいけないようです。
めんどくさいなぁと思いながら階段を上って降りて。ホームに着いたど同時に六本木方面行の電車の扉が閉まって発車していきました。
そして約5分後、ようやく目的の電車に乗ることができました。
結局美術館に着くのが自分が思っていた時間よりも30分ぐらい遅くなってしまいました。
美術館のロビーに着いたのは開演の10分位前だと思うのですが、100席ぐらいあったと
思う席は全部埋まり、かといって立ち見の人がいるほどでもなく、予定通りに着いていたら座れそうだったと思うとちょっと残念でした。
肝心のコンサートですが、会場が美術館のロビーということもあり、クラシックを聴く空間としては残念な部分がありました。六本木という場所のせいか上空をヘリコプターが飛んだり、ロビーの空間が広いためか空調の音が大きかったり、コンサート目的ではないお客さんの大声がしたりで音楽に浸りきれない自分がいました。また、となりで立っていたお客さんがずっとスマホをいじっているのも、「なんだかなぁ」って思いました。
そんな空間の中、コンサート自体は、仲道さんの演奏はすばらしかったです。会場に行くまでプログラムは知らなかったのですが、有名な曲ばかりがこれでもかというくらい演奏されました。曲間のMCもとても興味深いお話で、あっという間に1時間が過ぎてしまいました。
1曲目では小さい音が周りの音にかき消されていたり、音があまりクリアじゃないな、なんて感じたのですが、奏法を修正したのか2曲目からは音がとても聴きやすくなり、さすがは一流の音楽家、どんな空間でもすばらしい演奏をするなと感心しました。
最後は仲代さんのコンサートのラストではおなじみのエルガーの「愛の挨拶」までアンコールで弾いてくださり、とても楽しかったです。
ちなみに会場のピアノはヤマハのフルコンでした。
会場に着くまでは得意の失敗をしてしまいましたが、結果は大満足で家路につきました。でも、帰りの六本木から家までも大江戸線の新宿駅で迷ってしまい、とても遠回りをしてしまったこともあり、かなり遠かったです。
最後までお読みいただいてありがとうございました。
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