ワイパーが凍ったのを放置したおかげで死ぬかと思いました(大げさか?)
先週末の1月14日~15日にかけて新潟県の越後湯沢に1泊でスキーに行ってきました。
先週末はこの冬最大の寒波が来ていたということで日本海側の各地は大雪や強風の警報が出ていました。
当初は土曜日の早朝に出発する予定だったのですが、天気予報が午後から豪雪と強風ということでちょっと様子を見ようということでまずは2度寝。しかし、宿を予約しているということもあって貧乏ドケチ家族のわれわれは、天気予報を無視して越後湯沢に向かって午前8時頃に出発しました。
行きの関越道は途中まで大した渋滞もなく順調に進みましたが、赤城高原を過ぎるあたりでいよいよ雪が本降りになってきて、全車サービスエリアに入れられタイヤチェック。再び走り始めるとかなり視界が悪くなってきました。それでもまあまあいいペースで関越トンネルまで進みましたがトンネルを出てみると降雪と霧で真っ白!かなりゆっくり走りますが、直前の車さえあまり見えません。しかもライトを点けていない車の多いこと多いこと!!
でも、湯沢インターに向けて高度を下げると霧も収まりなんとか視界を確保できるまでになりました。
越後湯沢には着いたものの雪と風がひどくて小さい子供連れの私たちにはとても滑れるような状態ではありません。嫁とも相談して「やっぱり帰ろうか」となりました。
そして予約していた宿にキャンセルしたいと申し出ると、当然といえば当然ですがキャンセル料がかかるとのこと。悪天候だけにキャンセル料がかからないのではないかという淡い期待をしてしまったのですが、宿からすれば当然ですかね。
でもやっぱりキャンセル料がかかるとなると変わってきます、ドケチですから。
結局、キャンセルはやめにして越後湯沢で一泊することにしました。
夜の間も雪はゴンゴン降り積もり、夜中には屋根から雪が落ちる音で何度か起こされるくらいでしたが、朝になるとうっすらと青空が出るほどに回復しました。
しかも車に降り積もった雪は宿のおじさんが除けておいてくれたおかげで、除雪せずに出発することができました。
日曜日は舞子リゾートの駐車場が無料ということで舞子へ。スキーの方は新潟ではこれ以上ないと思えないような良質でフカフカな雪で、結構楽しめました。
さて、大問題の帰りです。
まず、高速に乗ってすぐに除雪車につかまってしまい、追い越し禁止のまま関越トンネルまでノロノロに付き合い、さらに谷川岳PAからまた別の除雪車につかまるという相変わらずの運のなさを発揮しながらも、特に問題なく走っていました。ただ、ワイパーが少し凍っていて「窓を拭く面積がちょっと少なくなってきたなー」とは思ってました。そして除雪車が水上ICでどいて順調に走り始めたころから問題が深刻になり始めました。
ワイパーがブレードを含めて凍ってって、しっかりフロントガラスにワイパーのゴムを押し当てられないで少し浮いてしまっているところにフロントガラスの熱線で融けた水滴があったものだからフロントガラスに伸ばした水滴がすぐさま凍ってしまい、あれよあれよという間に視界がなくなってしまいました。
意を決してハザードを点滅させながら雪の積もる路肩に寄せ、というか乗り上げてワイパーについた雪を取り除きます。しかし、ワイパーはブレードを含めてカチンコチンに凍ってしまっていたのでゴムの部分だけでもと何とか取り除きました。
窓の氷を削って、再スタート。
ワイパーを間欠にしているとワイパーが止まっている間に融けた雪が水に変わって、それがフロントガラスにへばりつくので、ワイパーはマッハで動かし続けました。
隣を走っている車の何台か指差されたりしましたが見えなくなるよりましです。
しばらくは順調に走っていたのですが、やがてまたフロントガラスが凍って、視界がなくなって真っ白になってきます。
しかも今度は氷始めたと思ったらそこから1分もたたないうちにみるみるひどくなりました。決死の覚悟でまた路肩へ。
路肩には寄れたものの、自分が路肩に寄ったおかげでほかの車も減速してくれたために、渋滞とまではいかないまでも混雑してしまい、今度は除雪のための車の乗り降りに、他の車の切れ目がなく苦労しました。
こんなことを合計で4回くらい繰り返したでしょうか(3回かも)
ようやく渋川まで下りてきて、死なずに済みました。ホッ。
それにしてもフロントガラスの熱線ていつ使うんでしょうねぇ。こんなことになるんじゃこれからは怖くて使えません。
これからはワイパーブレードを凍らせないように注意を払わないとと強く反省しました。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
クルマの話題が好きなあなたは飛行機もたぶん好きなはず。
タダで飛行機に乗るために是非下記のブログも読んで下さい。